最近、日本でも多くの人に愛されているオンラインカジノですが、このオンラインカジノの税金について知っている人はあまり多くないでしょう。さらに、ギャンブルの税金は少しややこしいことが多いと思っている人も少なくないと思います。
そこで、ここではオンラインカジノでギャンブルをするときに必ず知っておきたい税金についてやオンカジの税金対策について詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
オンラインカジノの賞金に対して税金を払うべきなのか？
オンラインカジノで受け取った賞金には税金がかかるのでしょうか。ここで知っておく必要があることは、一定額を稼ぐとその利益に税金がかかるということです。しかし、その一定額に達していない場合は納税する必要はありません。どのくらいの税金がかかるかがわかる詳しい計算方法を下記にご紹介していきましょう。
一般的な収入とオンラインカジノの賞金の申告方法の違いについて
例えば、皆さんは一般的な収入つまり仕事をして得た給料収入には税金がかかることはご存知だと思います。一方で、オンラインカジノで受け取った利益は一時所得に分類されます。この一時取得とは、景品などの賞金や品物、そして競輪などギャンブルの払戻金などが該当します。
例えば仕事の収入として得た給料収入の場合は、直接給料の支払いの時に税金が引かれる方が多いと思います。しかし、一時取得の申告をする場合は自身で確定申告をしなければなりません。
この一時所得は、収入額ー支出額ー特別控除額 (最高50万円)で計算されます。そして、一時所得の課税所得金額を出すためには、一時所得×1/2で計算できます。
オンラインカジノの賞金と不定期収入の申告方法の違いについて
オンラインカジノの賞金の申告については先ほど計算式をご紹介した通りですが、不定期収入との違いはあるのでしょうか。
この不定期収入に関しては、雑所得と分類されることが多いようです。雑所得は、恩給、印税、講演料などの9種類に分類された所得に属さない取得のことを指します。オンラインカジノの賞金と不定期収入とでは、税金の分類の仕方が異なります。
オンラインカジノの賞金はいつ確定申告するべきなのか？
オンラインカジノの確定申告は、前年の1月1日から12月31日に利益を得た分はその年の2月16日から3月15日までに行う必要があります。
例えば、昨年の2月から4月に賭けて利益を得てさらに昨年の10月にも利益を得た場合は、昨年の利益の合計を足して今年の2月16日から3月15日に申告をするということになります。この期間に確定申告をしないと無申告加算税がかかりますので注意しましょう。
オンラインカジノで負けた場合、納税額は安くなるのか？
オンカジの税金を計算するためにギャンブルで負けた金額は考慮されません。先ほどお伝えした計算式にあるように、入金を得るために使った支出を計算しますが負けた金額は含まれませんので注意しましょう。
オンラインカジノで勝った場合の確定申告の仕組み
確定申告を行う場合は、まず源泉徴収票と支払調書などの申告に必要な書類を集めましょう。そして、資料をもとに確定申告書を作成していきます。すべて必要事項を記入し作成が終わって提出する場合は、e-Taxで送信するか税務署に郵送、または税務署の時間外収集箱へ投函する方法を選ぶことができます。
オンラインカジノの賞金を確定申告するときの注意点
確定申告をする上で必ず注意することは、期限までに終わらせないと課徴課税を取られてしまうことです。さらに、期限内に支払いをしなかった場合は延滞税などが科されてしまうので注意しましょう。
また、オンラインカジノで得た利益の申告をしないでもバレないとお考えの人もいるかもしれませんが、税務署にバレてしまうと脱税の罪になってしまう場合があるので注意しましょう。
オンラインカジノの場合、銀行口座などに受け取った記録が残るので税務署が見つけることが可能なのでそのことも頭に入れておきましょう。